
第1次グローバル投票を経て、99人から54人に絞られた候補者たちが挑戦しているのは、「コンビネーションミッション」です。今回の記事では、6話から続く「コンビネーションミッション」後半戦です!
「コンビネーションミッション」とは?
「コンビネーションミッション」では、これまでのK、C、J各グループ1人ずつの3人組・CELLは解体し、3人チーム、6人チーム、9人チームを結成します。ルールは以下の通り。
・CELLは解体
・3人チーム(6組)、6人チーム(3組)、9人チーム(2組)を結成
・同じ人数のチーム同士でバトル
・課題曲ごとにボーカル、ラップ、ダンスのポジションが設定されている
・候補者が、ラップメイキング、振り付けの創作、編曲に参加
・マスターの審査で勝者が決定
・第2次グローバル投票はK、C、Jから3人ずつ選び、計9人に投票
・勝利チームには3人組は1人あたり9万点、6人組は1人あたり4万5000点、9人組は1人あたり3万点が上乗せされる
・K、C、J各グループの下位10名が脱落。脱落者の中からK、C、Jのうちマスターが選んだ1名ずつが復活
・54人→27人に!
そして6話では、4つのチームがパフォーマンスを披露。7話は残り7つのチームのパフォーマンスと、3人、6人、9人のチームそれぞれ1位が発表されました!
まずはパフォーマンスから。
チームの人数/ポジション/課題曲
メンバーとチーム名
中間評価と本番評価
パフォーマンス動画&原曲動画
の順です!
5組目:3人チーム【ボーカル】テヨン「그대라는 시 (All About You)」
メンバー(Girl’s Poem)
チェ・イェヨン(K):リーダー
ファン・シンチャオ(C):キリングパート
櫻井 美羽(J)
中間評価は不安要素だらけでも…本番存在感「デビュー組のメインボーカルのよう」

中間評価では、ファン・シンチャオさんの集中力がなくなった時、笑ってしまうクセはよくないと指摘。また櫻井美羽さんの最後の音の処理が不安定だと不安視されます。それを受け、リーダーのチェ・イェヨンさんが、2人を手取り足取り、丁寧に指導。
本番では、3人がそれぞれ透き通るような歌声でしっとりと歌い上げ、ひとつにまとまって聴かせました。チェ・イェヨンさんが歌い出しから心を掴み、存在感を発揮したほか、ハモリも完璧で、マスターもうっとりと聴き惚れている様子を見せていました。ティファニーは終始にこやかに、途中小さく拍手をするほど。
マスターからも「一つのチームのようだ」「デビュー組のメインボーカルを見た気がします」「チェ・イェヨンさんがこんなに歌がうまいとは。ずっと鳥肌が立ちっぱなしだった」「最高の褒め言葉を贈りたい」など称賛でした!
パフォーマンス動画と原曲動画
6組目:3人チーム【ボーカル】ITYZ「마.피.아 In the morning」
メンバー(Mafia)
ホ・ジウォン(K)
フー・ヤーニン(C)
★坂本 舞白(J):リーダー
中間評価では「退屈」…奮起した本番は圧巻!「独創性も良かった」

中間評価では、マスターから、キリングパートに立候補しなかった理由を聞かれた、ホ・ジウォンさんは「2人の方がキリングパートに合い、曲が生きる方が勝つことに繋がるから」と戦略家の片鱗をみせました。
振り付けのコンセプトは、「3人の女性が、全員付き合っていた1人の悪い男から傷を受け、復讐する」というもの。しかし、中間評価では、マスターたちは「ウーン」「退屈」と渋い顔。「毒のある感じが必要。舞白とジウォンはまた付き合ってしまいそうな雰囲気。弱すぎる!」とイジられる始末で、コンセプトはすごくいいが、雰囲気が追いついていないため、パフォーマンスをみせてほしいとリクエストされました。
そして3人は動きと表現を議論、研究します。本番ではセクシーな衣装で登場した3人に、どうなるかマスターたちも興味津々!強烈で、自信に満ち溢れた毒のある表情も完璧で、他の参加者たちも拍手喝さい。

マスターからは、「パフォーマンスもボイスも、両方逃してしまいかねないところだったが、二兎追うことができた」「本当にうまかった」「独創性もよかった」とその成長を高く評価されました。なかでも坂本舞白さんはITZY候補生だったことから、感慨深いファンも多かったようです・・・
パフォーマンス動画と原曲動画
7組目:3人チーム【ラップ】SHOW ME THE MONEY 9「VVS」
メンバー(V V Yes)
イ・チェユン(K)
リャン・ジャオ(C)
嘉味元 琴音(J):リーダー
中間評価では酷評「童謡みたい」リーダー涙…本番ではノリノリラップ

中間評価では、幼さの残る3人のパフォーマンスにマスターから失笑が漏れてしまいます。「爆発的な感じが必要だが、童謡みたいに見えた」「リャン・ジャオが、“私たちはかわいいから”という雰囲気を出していたが、この歌には合わない。このままだとステージにあがらないほうがいい。ラップの場合、私がいちばんすごい、最高だと思ってやらないとうまくいかない:」と酷評されてしまいます。
その後チームで猛練習を始めますが、リャン・ジャオさんが途中で何度もトイレに行くなど、どうも集中していない様子。さらに全体練習をやろうとしてもリャン・ジャオさんだけ個人練習をやりたいと言い出し、「息を合わせることが大事」だと考えるチェユンが説得を試みても頑なにやろうとせず、イ・チェユンさんは「私たちはチームだよ」「辛い」と涙を流してしまいます、、、
リハーサルでもマスターたちは仕上がりの酷さに絶句。「音程が全くあわない」「リャン・ジャオは音程を完全に覚えたほうがいい」マスターが緊急で指導します。
不安ななか、本番では自虐的なラップをバッチリ披露し、マスターが思わずくすりと笑うシーンも続出。嘉味元琴音さんの振り切ったラップも抜群でしたが、スペシャルマスターのウ・ウォンジェさんは、「上手にできたとは思っていない。実力が足りていない」とまだまだ伸びしろがあることを指摘。「もっとうまくできる」と成長に期待を寄せました。
パフォーマンス動画と原曲動画
8組目:6人チーム【ボーカル】IU「아이와 나의 바다 (My Sea)」
メンバー(海よ)
チョン・ジユン(K):キリングパート
★キム・チェヒョン(K)
リー・イマン(C)
シュイ・ズーイン(C):リーダー
坂本 志穂菜(J)
野仲 紗奈(J)
中間評価で「残念」の野仲紗奈、本番でマスター絶賛「いちばん好きな歌声」

切ない歌詞が特徴の「아이와 나의 바다 (My Sea)」。野仲紗奈さんの高音が心配されるなか、自分でも「私よりうまい人がいっぱいいる」と臆病になっていってしまいます。その不安は的中し、中間評価ではボーカルマスターのイム・ハンビョルさんが野仲さんに対して「いちばん残念だった。自分が心理的に安定しない感じが歌声から伝わってきた。もっとはるかにうまくできるはずなのに」「あとから続く人がみんな崩れていく」といい、上半身の力を入れるなど裏技も伝授してもらいます。
でも、諦めずに練習し続けると覚悟を決めた野仲紗奈さんは、本番では、伸びやかな歌声を披露。
全員感情を揺さぶるステージで、引き込みました!!
マスターからは、キリングパートのチョン・ジユンさんが残念だったとされますが、成長するきっっかけになるステージだったと評価。ティファニーさんは、「ボーカリストだからといって、すべての曲を全部うまくこなせるとは思わなくていい。強迫観念を持ちがちだが、気落ちしないように」とエールを贈りました。
一方で、中間評価の際、野仲紗奈さんに「残念」と言っていたボーカルマスターのイム・ハンビョルさんは、「99人の参加者のなかでもっとも好きな歌声」「バラードもうまくこなしているし、これからもっと磨いていって素敵な歌声をたくさん聞かせて」と絶賛!! 期待があるからこその厳しい中間評価で、その期待に見事応えてみせた野仲紗奈さんを称えました。
パフォーマンス動画と原曲動画
9組目:3人チーム【ボーカル】2PM「유리 집 (My House)」
メンバー(Dream High)
ソ・ヨンウン(K)
ワン・ヤーラ(C):リーダー
桑原 彩菜(J)
中間評価で「不協和音」!? 本番で奇跡が、、

中間評価では、「ソ・ヨンウン歌が上手うますぎる」と、ソ・ヨンウンさんについて、ダンスだけでなく歌も魅力的とマスターたちは称賛。しかしワン・ヤーラさんについては「1番自信があるように感じた。歌が上手だと聞いていたが、リズム感があまりよくない。」「ハモリが不協和音が多い」「残念。結構がっかり」などとたくさんダメ出しされてしまいます。
ワン・ヤーラさんは「私たちのチームだけうまくできなかった気がする。リーダーとして申し訳ない」と涙が止まりません。その夜からは、部屋に戻っても研究と猛練習を積み、チームワークを高められるように奮闘します。

むずかしいリズムの曲ですが、本番ではハモリも完璧。ソ・ヨンウンさんについて「歌声が素晴らしすぎます」「魅力的」と褒められたほか、桑原彩菜さんについて、ティファニーさんは「彩菜さんが最高だった」「前とはったく比較にならない」とめきめきと力をつけた姿に目を細めました。また、チームワークが断然よくなったことで、ワン・ヤーラさんについても「リーダーとしての役割をしっかり果たしていた。褒めてあげたい」とねぎらいの言葉がかけられました。
パフォーマンス動画と原曲動画
10組目:9人チーム【ダンス】リトル・ミックス「Salute」
メンバー(look!)
キム・ドア(K)
ユン・ジア(K)
キム・へリム(K)
★ツァイ・ビーン(C):リーダー、キリングパート
ジアイ(C)
ヂャン・ルォフェイ(C)
新井 理沙子(J)
島 望叶(J)
早瀬 華(J)
中間評価ではツァイ・ビーン涙…本番の圧倒的伝説ステージ!

全員ダンススキルが高く、中間評価でも「期待以上」「理沙子が思ったよりうまい」などと高評価ですが、「ツァイ・ビーンが少しテンポが全部早すぎる」とリーダーかつキリングパートのツァイ・ビーンさんだけがマイナスポイントを指摘されてしまいます。「出てくるたびに全体的にダンスが固く見える」と動きが硬いとも……。
ツァイ・ビーンさん自身も「本当にキリングパートを務められるのか、過半数の同意があれば変わってもいいい」と申し出ますが、その後泣いてしまい、他のメンバーは何も言い出せず……。ツァイ・ビーンさんの頑固な態度に他のメンバーも息苦しくなり、不穏な空気が漂いはじめてしまいます。

リハーサルでも、ツァイ・ビーンさんは「相変わらずずっと早い。音楽に追われて踊っている」とまだ改善されていなかったことに、マスターたちも眉をしかめますが、本番は見事なチームワークで、強いステージに大興奮!!

ステージが終わると、マスター全員、「誇らしい」「驚きですね」「ジアのスタートが本当によかった」「ダンスの実力者が多い。9人全員が際立つステージだった」「素晴らしい振り付けを作った」と口々に称賛の嵐でした!!
パフォーマンス動画と原曲動画
11組目:6人チーム【ダンス】イ・ソニ「인연 (Fate)」
メンバー(gift)
★チェ・ユジン(K)
★カン・イェソ(K):キリングパート
★シェン・シャオティン(C):リーダー
★スー・スイチー(C)
メイ(J)
山内 若杏名(J)
中間評価は「ただうまくてもだめ」…本番では圧倒的感動の嵐

最後のチームです!
TOP9が4人もいるとあって、注目度も高いチームですが、中間評価は”ただうまくてもだめ”と思わしくありません。「いろんなアイデアをだして、ストーリーや革新的になるアイデア会議をして全部やってみて」というマスターからのアドバイスを受け、ストーリーを話し合うことに。

あれこれ案が出るなか、チェ・ユジンさんは、ガールズプラネット999というプロジェクトであることから、「デビューできるメンバーもいればできないメンバーもいる。その私たちの縁をずっと記憶する」というアイデアを出し、他のメンバーも賛成。「見ている人にも共感できるような、感情移入してもらえるようなものにできたらいいね」という話でチームの心は一つになります!

本番では、切ない表情から運命に翻弄されながらも、なんとかつかみとろうとする少女たちのドラマを見事に描ききりました。
ダンスのラインも美しく、見守っていた参加者たちには、目をうるませる人が続出…

曲調が変わるところでは、一気に場面転換するまるで舞台のように表情を変えたダンスで魅了。ひとつの物語を作り上げてみせたステージは圧巻で、マスターたちも余韻でしばらく動けません。

ソンミさんは、「ステージを完全に圧倒した」「歌詞がとても切ない曲、シーンごとに映画1本を見ているかのようだった」「強弱の動きがすばらしかった」「カン・イェソは、素敵なパフォーマンスで輝きを与えてくれた」とさまざまな言葉で大大大絶賛。ダンスマスターのチャン・ジュヒさんも「本当に久しぶりに感動したステージを見た」とつぶやいたほか、MCのヨ・ジングさんは、バックステージに下がったメンバーに対し、直々に「よかったよ」と言いに来てくれるほどでした。
パフォーマンス動画と原曲動画
各チームの勝敗結果は?
これでコンビネーションミッションはすべて終了。マスターたちの採点により、3人、6人、9人というそれぞれのチームから1位が決定します。
3人チームの1位は「마.피.아 In the morning」披露の坂本舞白チーム!
3人チームの1位には、1人あたり9万点のベネフィットが与えられます。2位とわずか0.66点差で、93.83点だったという1位は、Mafiaチーム(ホ・ジウォン(K)、フー・ヤーニン(C)、坂本 舞白(J))。

リーダーの坂本舞白さんは、「期待しないようにしようと思いながら、本当は期待してしまいました。本番では本当に楽しもうと思ってステージに上がったのですが、こんなに素晴らしい結果が得られてとても嬉しいです。ありがとうございます」と挨拶。
6人チームの1位は「Fate」披露のシェン・シャオティンチーム
6人グループのベネフィットは、1人あたり4万5千点。95点という高い得点で1位を獲得したのは、最後に「Fate」を披露した”gift”チーム。

これはもう高得点も頷ける、満場一致といったところ。リーダーのシェン・シャオティンさんは「メンバーがいたからいいシナジー効果が出せた」と、苦難をともにしたメンバーへの感謝を口にし、目をうるませました。
9人チームの1位は「Salute」披露のツァイ・ビーンチーム
9人グループの1位は、1人ベネフィット3万点を獲得します。2位と0.33点差という僅差で1位に輝いたのは、「Salute」を披露したツァイ・ビーンさんやユン・ジアさん、新井 理沙子さんたちのチーム。

リーダーのツァイ・ビーンさんは、「Ice Cream」チームを称え、感謝を述べました。
これで、コンビネーションミッションは終了!!
来週24日放送の第8話では、2回目のグローバル視聴者投票の結果が発表されます。K、C、J各グループの中から順位が低い10人が脱落し、そのうち3人は「プラネットパス」によって復活するというルール。現在54人のうち、半数となる27人の脱落が決まります…!!
新たなTOP9が誕生するのか。維持できるのかも来週明らかに。来週8話ということは、3分の2まで進んできたということですが、全く展開が読めなくなってきました!!
【放送日時】
2021年8月6日(金)20時20分~毎週金曜日放送(全12話)
【配信】
ABEMA(チャンネル:「SPECIAL2」)
https://abema.tv/video/title/458-12
Mnet
https://mnetjp.com/
【案内マスター】ヨ・ジング
【K-POPマスター】ソンミ/ティファニー
【ダンスマスター】ペク・グヨン/チャン・ジュヒ
【ボーカスマスター】イム・ハンビョル/チョ・アヨン